山本作兵衛氏の筑豊の炭鉱の絵画・日記などがユネスコの世界記憶遺産に登録、とのニュースがありました。
ちょうど「筑豊万葉録」を読んだところだったので、興味を持ちました。
私の所有してる貸家も、炭坑住宅です。
四軒長屋が狭い路地を挟んでずらりと並んでる風景に、
「一体ここは何なんだろう?」と不思議に思っていたのでした。
昔、炭鉱でかなり賑わっていたという話は聞いてましたが、今ではその面影はほとんど無し。
なので、志免町の縦坑櫓を見た時も、「何だ?これ?」という感じ。
本を読んで、炭坑で働く人々や、炭坑長屋の生活風景の写真を見たり、炭坑事故のこと等を知ると
”ここで厳しくもたくましい暮らしがあったんだ・・・”と思わずにいられませんでした。
歴史とか関係なく、建物だけを純粋に見て楽しむというのもありと思いますが
時代背景や当時のことを知ってから見ると、また視点が広がります。
専門家になりたい訳ではないので、ちょっと知識かじるだけですけどね。
いつの頃も、人は(特に女性は)たくましく生き抜いて、生き抜いて、輝いてくるのかな。
比べるのはナンセンスだけど、今の時代も厳しい。
ワタシも生き抜いていかなくちゃ!