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    • 2024.01.03 Wednesday
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    突き動かすモノ

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      <田川市・高やん>
      ずっと考えていました。

      高やんをどうするか。

      頭の中に「解体」という言葉があって、ワタシはその周りをグルグルグルグル回ってました。



      古家を買う度に、こんな感じです。

      自宅の住宅ローンと違って、大家業は事業活動です。

      大家は何十万、何百万かけて修繕して、毎月の家賃を返済に充てます。
      入居者がいなければ、全くの赤字です。



      更地にして売るのが一番いいのか・・・


      でもねぇ

      更地になった土地を思い描いても、ワタシ、全然その先のイメージが湧かなくて
      心の中が固まってしまうのです。



      どうする・・・・どうする・・・・どうする・・・・   グルグルグルグル








      ワタシ思いました。


      決断する時は早いワタシが、悩むってのは、納得してないということ。




      お金のことを考えて動こうとしても、ちっとも楽しくない。

      儲けようと思ってたら、古家なんかやめといた方が良い。

      それなのに「古家商」って名乗ったのは


      変わりもんだから。




      大抵の人が進む方向と違うところに、どうしようもなく、もぐり込んでみたい。

      その先に何があるか、そんなこと、知らない。
      わからないからいい。
      他人の行く先がワタシの行く先と同じとは限らないやん。



      ただ行ってみたいだけ。


      このひねくれた性格と、自分の欲に正直なところだけが

      ワタシを突き動かす。



      まだ高やん壊したくない。まだ片づけたい。

      この家に風と光を通したい。


      最終的にはやはり壊す決断をすることになるだろうけど、それでも構わない。




      馬鹿やね。




      こういうのを変態って言うのさ。



      (こんな言葉あるかどうか知らないが)空き家フェチなんだろう。

      フハハハハハハハ

      鉄格子アルバム8

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        久しぶりでしょうか、鉄格子アルバム〜

        ブロックはややネタ切れ、ガラリは見つけてもうまく撮影できないことが多く、今回は鉄格子ばかりになってしまいました。



        では・・・・久留米からスタート!



         


        これは場所が思い出せず。


        志免町



        鉄つながりで、防火水槽のフタ(宇美町)




        そして最後に、フラフラと篠栗町を走ってたら道に迷い、見つけた小屋。



        ムフ

        お知らせ

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          今度、7/1に九州産業考古学会の総会が行われます。

          (念のため申し上げますと、ワタシ、なんちゃって一般会員です)

          ワタシは今年は用事があって参加しません。申し訳ない!


          でも午後からの見学会(有料)について、興味がある方のために(いるのかな?)お知らせしときます。

          見学会は会員以外の方でも参加できます。
          (ワタシは去年の見学会に参加してから、楽しかったので会員になりました)

          研究者とかじゃなくても、興味がある方なら大丈夫ですよ。

          ただし・・・学会としての見学会です。
          ガイドさんが丁寧に説明してくれるような、観光みたいなものとはちょっと違いますので誤解なきよう。


          いつもは偉い先生らしきおじさま達が、楽しそうに写真を撮りに走る光景が見られるかもしれません。

          うひょひょ!!


          **************************************

          見学会出発場所 : 大刀洗町ふれあいセンター

          見学場所 : 太刀洗飛行場慰霊碑・掩体壕等、今村天主堂、紅乙女酒造

          参加費 : 昼食付3500円。



          会場へは貸切バス便乗可(乗車はJR陣原、福間駅、西鉄小郡駅)

          **************************************




          問い合わせ・申込み先
          http://kias.kilo.jp/index.php

          6/24締め切り。(定員がありますので、早く締め切られていたらごめんなさい)



          目隠し撤去

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            <久留米市・朝蔵> 
            以前お隣さんとの間に、目隠しを立てました。


            通路は奥の家の方の土地だったので、コンクリで固めたりせずに簡単な支えをしていただけでした。

            風が吹けばあっちに倒れ、こっちに倒れ・・・みっともないことになっていました。


            これはまずいかな〜と、入居者のMさんに聞いてみましたら

            「目隠しなくてもいいですよ、お隣が気になるなら、自分で窓にすだれでもかけますから」




            その手がありましたか!
             (もっと早く気づけぃ!!)




            じゃあ土日に行って外してしまおうと思ってましたら、

            Mさんが「やってみたらできました」と外しておいてくれました。
            しかも草取りも頑張ってくれてました。



            すっきりしとう〜〜ありがとう・・・(涙)




            Mさん、これから小屋に窯を入れて、作品作りされるそうです。

            楽しみです。




            思い返すと・・・・

            約二年前、この家を手に入れた最初の日、
            ボロボロだった朝蔵の窓を開けて、一人でワクワクしながら夢を見ました。

            何度拭いても雑巾が真っ黒になる廊下を、「まだまだこの家は生きてる」って掃除して

            屋根を直して、きれいになった天井を誇らしく見上ました。


            たくさんの思い出を心の中に積み重ねて、ワタシ歩いてます。



            たまたま、うまく行っただけのことかもしれません。

            たくさんの小さな幸運をつなぎ合わせただけの、か細い糸なのかもしれません。



            でも、入居者さんやダンナさんやノムケンさんや

            たくさんの友達やなにげない出会いの中で繋がった縁。


            これからも丁寧に丁寧によりあわせて、繋いでいきたい。



            そんな気持ちで朝妻の神社に手を合わせました。

            (二本の木が祠を守ってる、不思議な神社)


            これからも見守っていて下さい・・・

            お願いします。

            高やん

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              しとしと雨の日

              高やんもポタポタ


              誰もいない家の中に気配が・・・

              えっ?



              猫でした・・・



              雨宿りかい。



              片づけのめどがついたら、そろそろ心を決めなくてはなりません。

               

              高やんはワタシに「片づけてくれてありがとう」って言ってくれてる気がしました。





                                      涙雨のよう。


              久留米散歩

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                「いらっしゃいませ」とカエルは言うけど





                そんなところから呼ばれたら、怖いよ・・・


                さて、久しぶりの町並み散策ですよ〜 

                久留米のレトロシリーズ!


                ここだけ昭和だ・・・


                二階に見える瓢箪の飾りからして、もとは旅館だったのかな?


                タオル会社の建物・・・キュン!



                ウロウロと多分二時間くらい歩き回って、この後に高良山に登り(1つ前の記事)ましたが、

                聞いて!!

                筋肉痛になりませんでしたよ、

                ワタシ!!

                そんな自分を褒めちゃおう!



                (そんなことより、もうちょっと人の言うことをまともに聞いたらいいのでは・・・
                というダンナさんの目線は無視するべし)


                高良山は高かった

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                  朝蔵の近くの味水御井神社は高良大社の頓宮と聞いてました。



                  なんとなく上の方の高良山に、この神社の親分さん(=大社)がいるんだなと思ってました。



                  時々御飯を食べに行く、cafe de skip のブログに高良山が出てきたのを読んで

                   あ、親分に挨拶してなかったな。

                   よし、行ってみるか〜

                  と相変わらず唐突に思いつきました。



                  近いし、歩くのは慣れてるから、大丈夫でしょ。


                  cafe de skip のしょうこさんに「歩きだと結構かかりますよ」と言われても

                  バスの運転手さんに「かなりかかりますよ」と言われても


                  右の耳から左の耳へ〜〜〜



                  その「かなりかかる」に気付いたのは、石段を歩き出して数分後・・・




                  まだですか・・・中腹って・・・ことは・・・・まだ半分くらいなんですか・・・マジですか・・・

                  ワタシ、ちょっとだけ歩くつもりで

                  お茶も持たず、ナフコのビニール袋下げて歩いてるんですが

                  通る皆さん、みんな山歩きの格好じゃないですか・・・






                  もう足上がらん


                  何故かワタシの頭の中に響くのは

                  「酉年生まれはちょこちょこ動きまわってるが、無計画で行き当たりバッタリが多い」

                  という、どこかの占いかなんかの言葉。



                  ええ、そのとおりです!!


                  ヒッとなるごたったばってん、どげんかこげんか、着いたごた。(疲れて、時々筑後弁)


                    着いた、いい眺めだぁぁぁぁぁ

                    久留米の町が見渡せるぞぉ〜〜

                    神様、ワタシの家があそこにあるんですよ〜〜えへへへへへっ

                    Mちゃんをよろしくお願いしますよ〜〜〜


                  お参りも無事終わりました。

                  茅の輪くぐりもしましたよ。


                  さ、帰ろ・・・・って、



                  ぞーたんのごつ!!

                  あの道をまた下るとね!!







                  (下りましたよ←当たり前やん)




                  廃墟もちらほら



                  本当に、よく歩きました。


                  疲れ果てました・・・・・




                  よって、朝蔵の草取りは延期です。(←大家としては失格!)

                  変わり者のうた

                  0
                    ワタシが古家に出会った頃

                    「古いから好き」と言うのは恥ずかしかった

                    好きな理由を自問して

                    「変わり者だから」と笑ってみるが

                    ほんとは言葉に出来ないだけ



                    同じ家を見てるのに

                    相手によって判断することは違った

                    自分が不正解のようで

                    「変わり者なのか」と思ってみたが

                    誰もわかってくれないとは思わなかった



                    だって

                    ワタシは感じてるから



                    地下水がどこからともなく染み出すように

                    人間のもつなにかの水脈が

                    たまたま自分のところに湧きだしただけのような気がした





                         すき        って、なんなんだ




                    こどもの頃の傷跡のように

                    痛くないのに

                    自分だけが抱えた記憶を

                    照らし出してくる



                    どうしてと思うとぼやけて

                    のめり込むと近づいてくる

                    捕まえようとしないと

                    そばに立っているのを感じる





                    おかしなもんだ



                    40年以上生きてても

                    たいした人間になれてない

                    好きなものが好きと言えるようになっただけ

                    たったそれだけ





                    そんなワタシを

                    お天道さまは何も言わず

                    今日も照らしてくれる




                    道ばたのあじさいも

                    田んぼのおたまじゃくしも

                    羽虫も

                    散歩してる犬も

                    みんな同じ

                    生きてる




                    たくさんのすれ違う人、優しくしてくれてありがとう

                    明日もあさってもワタシ進んでいくよ



                    ちょっとずつね

                    秘蔵の品

                    0
                      旧志免鉱業所竪坑櫓ペーパークラフト と 志免鉱業所遺跡の発掘報告書



                      でへへへ。

                      組み立ては・・・もうちょっと体調の良い時にしよっと。 

                      二階へ

                      0
                        <田川市・高やん>
                        片づけも一階から二階へと移ってきました。
                        (ただし、一階が完璧に片づいてる訳ではないのですが・・・)


                        二階は窓からの光があるので明るいです。

                        頑張りましたよ!

                         



                        柱に天井、壁、畳・・・

                        どことっても古い。
                        古い、古い、古い。

                        いいね

                        いいねぇ〜〜



                        あれっ

                        天井の隙間から、一条の光・・・


                        なぜかって?

                        ・・・・・・・・それは、もちろん(最初からの高やんマニアならわかるでしょうけど)


                        屋根に××が開いてるからですよ。

                        はっはっは!!

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