スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2024.01.03 Wednesday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    布団をかぶって

    0
      子どもから病気をもらいました。

      ウィルスのおかげで、会社から「治るまで出勤せんでよろしい」と言われ、ばい菌扱いされたみたいでふて寝しております。


      ブルースタジオを取り上げた番組を録画してたので、布団かぶって見てました。

      中古住宅の再生。中古物件の選択肢の広がり。街を歩くことでわかること。うんうん。
      コミュニティ、個と個のむすびつきをつくる・・・う〜〜〜ん、そこまではワタシやる気無いなぁ。性格ひねくれて一人が好きだし。


      まあ、たまにはどうでもいい話でもしましょうか。



      大家さんを始めたのは平成18年。
      もう7年目。

      最初に古アパートを買った時は「どうしたら入ってくれるの〜〜」と悩んだものです。
      お金をかけてリノベーションして、やっと入居が決まりました。

      古いアパートなんてダメなんだと思い、背伸びして新築アパートを建てました。
      たしかに新しいアパートは良かったです。
      普通に募集して普通に入居が決まりました。

      でも、なんでだろう・・・・ちっとも面白くありませんでした。

      銀行さんの評価の高いのは新しい建物とサブリース(大家さんに家賃保証してくれる=大家さんの収入は安定するが実入りは少なくなる)。
      確実な回収ができることでないとお金は貸してくれないのです。(当たり前だけど)

      そこには建物の良さとか住んでる人の生活なんて関係なく。
      愛着とか個性とか関係なく。
      土地建物の評価額と築年数と借りる人の年収、担保と利回り。

      建てる建設会社とサブリースしてくれる不動産屋と銀行があれば、大家は誰でもいいじゃんと思いました。
      ひねくれてるワタシは、そのことになぜか深く深く傷つきました。


      家賃がちょっと貯まると、 銀行に借りなくても買うことが出来る家を探し始めました。
      つまりは安い家。
      もちろん安いのはなにかしらの問題あり。

      道が狭い、再建築不可、家がボロボロ、環境が悪い・・・そんなのわかってます。

      それでも探しました。


      そうして古い家付きの土地を見ていくと、案外面白いんです。
      長屋の名残で家が傾いてたり、田舎の農家で梁がしっかりしてたり、雨漏りで床が真っ黒とか。

      そしてなにかの気配があることにも気付きだしました。

      ほったらかしの家にはなんともいえない敵意がありました。
      大事にされてきた家にはおだやかな慎ましい雰囲気がありました。


      以前紹介したことのある飯塚の家はとても穏やかでした。
      持ち主さんの気持ちが伝わっているのか、やさしい雰囲気に包まれていました。


      反対に高やんは一番敵意を見せた家でした。
      最初に見に行った時、頭をぶつけ、ひっくり返り、しりもちをついてなぜか動けなくなりました。
      それがワタシのひねくれもの根性に火をつけ、買おうと決めました。
      (普通の人ならあの家には何か憑いてるっていうんだろうか・・・ワハハハハ・・・霊感ゼロ)


      そんな家でも、何度も通い、片づけていくと家の気配が変わっていきます。
      やがて家が「ありがとう」って言ってくれる瞬間が来るんです。

      それは誰にもわからない、ワタシと家だけの秘密の瞬間。




      我ながら、おかしな道に入り込んだものだと思います。

      ブルースタジオにはなれそうもないね。



      今、六軒目の古家を買いたくて交渉しています。

      この家は控えめな稟とした家です。
      うまく行くといいんだけど、そしたらまた借金が増えます。

      ああ、もうちょっとお金持ちになりたい・・・


      でも潜り込める布団があれば、それでいいかもなぁ〜〜(ああ、小市民!)


      古家さんの営業活動

      0
        かっこいい募集チラシ、作れそうもありません。。。


        でもね
        できることから、やるんだよ。

        コツコツと!


        今まで募集の度に、物件の案内ファイルを作っては、知り合いのお店に置いてもらってましたので、
        今回も作りました。

        といっても、物件案内のブログの中身を印刷して、写真をつけただけだけど。

        ようし、また置いてもらうよう、頼もう。


        そ〜〜っと家鴨軒のドアを開けると、お客さんがいっぱい。


           ・・・

           ・・・・・・・・


        とりあえずシュークリーム食べて、軍艦島の本読んでるワタシ (←オイッ!


        アヒル長(怪しい店長のこと)が話しかけてくれたので、やっとお願いしてきました。


        よし、任務完了。





        もし家鴨軒に行くことがあれば、オルガンの上に黄緑のファイルをご覧下さい。
        くれぐれも笑わないようにお願いします。









        <追記>
        ダンナさんと一緒に、とあるお店に行きました。

        古いモノが置いてあったので物色していると、後ろでダンナさんがお店の人に話しかけています。

        なんとダンナさん、「アヒル長がブログで書いてるのを見て来ました」と話しかけてます。

          ええええ〜〜〜っ

         ダンナさん、一体何を話してますの!

         そんな、そんな大胆なことを・・・・ガクガク

         初めての人に自分のことを話すなんて!!!

        ワタシには信じられませんでした。
        眼が白黒しました。

        気が動転して、思わず水筒買っていました(←言い訳やろ)
        保温が素晴らしいのじゃ、ムフッ


        しかし、ふと頭をよぎる疑問。


          ん?

          もしかして、ダンナさんが普通なのか?

          いや、まさか・・・ブルブルブル(首を振る音)


        たしかにダンナさんはワタシとは反対のまっすぐな人柄だけど。



        最近ダンナさんは、ワタシのブログを読んだ人に「ダンナさんって職人さんなんでしょ」と言われたりしてるようです。
        真面目に本人否定してます。


        職人じゃないんですよ、オホホホホ



        ただ嫁さんがなんでもさせてるだけで・・・・オホホホホ



        出歩いて、出会って。

        0
          楽しみにしてました、杷木町での三階家の秋の市。

          明治初期の木造三階建てですよ、三階建て!キャッホゥ!!



                ↑
          (心底ひねくれ者なので、建物裏側から写真を撮る)

          しかもおいしそうなものやら、木工作家さんやら、いろいろあるし・・・えへへへへ


          中に入ると、

          洒落た欄間。きれいな梁。広い土間。

          どこもここも使い込んでる木目〜〜


          天井に向かう階段たち、庭の眺め

          そして、かまど(現役でっせ)!!


          居並ぶクラフトマーケットのお店の人に不審がられないように、商品見てるふり(←こらっ!)しながら、下見て上見てふすまや建具をそっと見るワタシ・・・

               ああ、しあわせ〜


          もうハイテンションになって、気がつくと丸い木製の玉を掴んで離しませんでした、ワタシ。

          る、るごろマジック。←????



          ちょっとだけご近所も散策。


          (カタカナのアがついとう・・・)




          その後、お友達の展示会を見に行きました。

          一緒に軍艦島ツアーまで行ってる怪しい仲なのに、
          本当にアクセサリー作家なのかなーと疑ってたら(←こらこらっ!)、本当に作ってました。

          おみそれしました・・・

          これから疑り深い汚い心を入れ替えますけん、許して・・・・






          そして、久留米の朝蔵に顔を出しました。

          すると
           

          おおっ


          にほ のポスト、出来上がっとう!(たろうさん、これだよ!!)

          ーーーーーじゃなくて!


          ミカヅキさんの初めての展示会なのです。



          ミカヅキさんの、ほんわかした中に面白さがちらちらかいま見える人柄そのまま。


          (給食シリーズ、プププ)


          「もっと宣伝しなきゃ〜」とワタシがお節介にもそう言うと、

          「でも知り合いの人が来てくれるくらいで、ちょうどいいですから〜」とニコニコ。


          電車の通る音を聞きながら、居心地が良くて、ついついまたおしゃべりしちゃうのでした。



          お近くの方、よかったら見に来て下さいませ。→

          今なら来場記念に朝蔵タイル(←勝手に命名)もらえますよ。



          でもね、郵便マークのタイルは、ワタシがもらったからもう無いよ!!ハッハッハ。






          いろいろな人と出会い、話して、本当に楽しいお出かけでした。

                     

          妄想劇場〜コンビニで働くこびと〜

          0
            忘れた頃にやってくる、妄想劇場。うふふん〜


            *****************************

            今回はちょっと田舎のコンビニが舞台。

            この店にはこびとの店員が働いています。あだ名はおじさん


            おじさんはいつのまにかレジ横にあらわれ、お客さんに挨拶したり、はしを袋に入れたり、おつりを渡したりします。

            おじさんは顔はくたびれた70代、声は高くてキーキー声、お腹は出てて、歯磨き粉のキャップの先を帽子のように頭にかぶり、はげかかった頭を必死に隠しています。

            たいして役に立ちませんが、とにかく仕事にプライドを持ってます。


            店長はおじさんのこと、見て見ぬふりをしています。
            でも時々、レジ横にそっと魚肉ソーセージを置いてやります。


            おじさんの敵は、バイトの若い男子大学生。

            大学生はおじさんを踏んづけたり、蹴飛ばしたり、はじき飛ばしたりします。
            うろうろされると、仕事の邪魔だからです。


            するとおじさんは烈火のごとく怒り、

            「今の若いもんは信じられん!」

            と呪いをかけます。


            大学生は黙って、おじさんのキャップの帽子をピンとはね飛ばし、ニヤリと笑います。
            おじさんは慌てて禿頭を隠して、帽子を取りに走ります。


            店長は見ても見ぬふり。
            そっと「チームワークの輪は大切です」と貼り紙をしてみたりします。




            ある日、新しくバイトの女子高校生がやってきました。
            出勤初日、彼女はレジ横のおじさんに気づき、目を丸くしました。

            おじさんは優しく

            「わからないことは、全部聞いて!」

            とウインクしました。

            (その後、大学生に中華まんのケースに閉じこめられましたが、案外おじさんは皮膚が分厚いので大丈夫だったようです)


            女子高校生は最初は怖がってましたが、おじさんと段々仲良くなりました。

            おじさんに小さな制服を手作りしてプレゼントしたり、キャップの帽子にキラキラのデコシールを貼ってやったりしました。



            それを見たお客さんにうけて、おじさんは人気者になりました。

            コンビニも売上げが伸び、店長はレジ横にあらびきウィンナーを置くようになりました。


            しばらくして、女子高校生は大学進学で別の町に引っ越し、バイトを辞めました。


            おじさんは・・・


            いつもどおりに働いてましたが、なんだか小さくなったみたいでした。


            こびとなのにね。



            大学生に帽子を奪われて、少ない髪の毛のバーコードをピッとされて「187円」と表示された時も、おじさんの

            「昔は年配者は敬うもんじゃったというのに!」

            という呪いの言葉も力がありませんでした。


            さすがにやりすぎたかなと思った大学生は、おじさんに話しかけてみました。

            「おじさんさー、本当は名前なんて言う・・・・んですか?」

            「やなぎのしょうじ ウィリアム ひろのすけ ジュニア」

            ・・・・・おじさんは口に絆創膏を貼られました。



            今日もおじさんはコンビニで働いています。

            大学生は時々、「ジュニア、半額のシール貼るの手伝えよ」とか、おじさんに話しかけるようになりました。
            おじさんも「最近、また安い魚肉ソーセージに戻ったんだよな〜」と愚痴ったりします。

            店長は、売上げのグラフを見てため息をついています。


            そんなコンビニ、こびとの働くコンビニ。



            ふふふ・・・

            ミカヅキ印 器 製作工房

            0
              <久留米市・朝蔵>
              朝蔵 にほ に入居したMちゃんが、初!窯開きをするのです。

              「知り合いにお知らせしてるだけですから・・・」と、DMを送ってくれたMちゃん。


              一番最初の発表の場を、わざわざ朝蔵に選んでくれたこと、
              ワタシがどんだけ嬉しかったか。
              (ホントは駐車場も入れにくいし狭いし、場所も説明しにくいのに←大家でもそう思う)
               

              せめて来てくれるお客さんに歓迎の気持ちを伝えたいな〜と

              変な大家さんは思いました。


              振り返ると、朝蔵は草ボーボーで、取り壊し前提の家だったのですよ。



              それを掘り起こして草よけシート敷いて、


              明るくなるようにと石を敷いて


              現在の姿に。



              まだまだこれからだけど、少しずつ朝蔵は変わってきました。


              そしてMちゃんと朝蔵の出会い。
              ここで作られた器たち。


              大家として、実に感無量。。。ジーーーン。。



              もし近くにいらっしゃったら、ぜひ遊びに来て下さい。
              (Mちゃんに了解は得てないけど、勝手に宣伝しちゃろ)




                ミカヅキ印 器 製作工房

                   窯開き


               日時 2012年 11月 23日〜25日 10時〜18時位

               場所 久留米市御井朝妻1−2−15 にほ

               
              ちなみに、大家の古家はおりませんが、「朝蔵(あさぞう)のファンです」って中を見て回っても構いませんよ。

              しほ のちゃぶ台のところに座って休憩して、電車が通る風景をご覧下さい。
              いいッスよ。  






              さ、気持ちが前向きになったところで、募集活動頑張りますからね!!

              古家のぐだぐだ。(長文ごめんなさい)

              0
                しばらく記事を書こうとしては書けずにおりました。

                いつも行き詰まってるワタシではありますが・・・・


                一番苦手なものが「募集」であります。


                「うちの物件、こんなにいいよ〜〜」と宣伝して、「は〜〜い、是非借りたいで〜〜す」となれば理想ですが

                そううまくいかないのが世の常やん。 


                優しい皆さんは「そんなことないよ、たくさんの不動産屋さんに頼めばどうにかなるよ」と思うでしょ。


                でも、ワタシの愛する古家たちは、不動産屋さんにとっては

                「難しい物件」=なかなか決まらない、一般的でない物件そのものでございまして。


                依頼したのにネットに載ってないとか
                依頼したのに看板も出してくれてないとか
                ネットで出したけど、問い合わせ一件もないですよ、とか
                やっと内見してもらっても、ダメでしたとか・・・

                終いには

                条件は緩くして、家賃は下げないと無理かもしれませんよ、と半年後ぐらいに優しくアドバイスされたりして。


                心がめちゃくちゃ折れて砕ける日々を繰り返してるのであります。



                現在募集中なのが

                 ・朝蔵(いっぽ さんぽ しほ)
                 ・心晴
                 ・堅粕の和風美人の戸建て(←交渉中)

                こんなに抱えてるんだから、もっと募集ガンガン行かんとイカンというのに。


                ワタシ

                布団から出たくない症候群になっています。。。。。



                心の弱さを克服して、行動するしかないというのに。

                「もう、ワタシの倉庫にしようかいな〜〜〜」なんて言い訳ばっかり。



                古家専門だと開き直って「古家好きなら是非いらっしゃいよ!!」と堂々としてればいいのに
                それもしきらん。

                口に出るのは
                「冬は寒いけど」
                「なにぶん古いから」
                「やっぱり難しいとは思うんですけど」

                             ・・・・・・  だって事実だもん。

                不都合なことも言っとかないかんと思う。


                ワタシは寒ければストーブ焚いて、古い床も壁も窓も新しいものより好きだし、難しくて人に見向きもされない建物だからこそ面白くできたらいいな〜と思う。

                それを最後にすごくすごく伝えたいけど、伝えきれずに終わってしまう。
                ウジウジウジ子。




                新品や新築はピカピカして清潔感がある。
                広く受け入れられそうな、キラキラしたイメージでわかりやすい。

                どうしても新品に比べたら、古家の印象は劣る。



                でも世の中には古い建物を上手に活用したり、そのままで実にかっこよくお店として使ったりしてる事例は確かにある。

                歴史のある建物であれば、それだけで人を惹き付ける。
                元小学校や元郵便局、米軍ハウスをうまく改装してるお家やお店もある。

                ただの庶民の家でも古アパートでも、うまく手を入れて気持ちを込めて作り上げてあるお店もたくさんある。
                そんなお店を「どこか懐かしい」「ほっとする」「古いのがかえっていい」なんて言ったりする。



                おいおい、どっちなんだよ、と思わなくもない。



                ・・・まあ、両方あるんだよね、きっと。
                どっちも欲しいのかもしれない。



                いろいろ見て考えてみるに、

                建物がどうこうじゃなくて、そこで暮らしていく、又は働いていく人が心を込めてその人らしい居場所を作ってくだけなんだと思う。

                人によって、ここを居場所にしてみようと思うきっかけが違うだけなんだろう。


                ワタシの提供できるのは、ただの場所。
                家という、ひとつの素材。


                ある日、誰かが「ここでやってみたら面白いかも」とワクワクする日が来るかもしれない。



                だから、ここでくじけてちゃ、

                何も始まらない!!

                きっかけは寝てても来ないぞ〜!!





                          と


                懸命に自分を励ましてみる、ぐだぐだの古家でした。


                (一人で作業するのは全然平気だけど、

                初めて会う人やたくさんの人に話しかけるなんて

                無理だ======

                無理なんだああぁぁ=====


                ブロックの逆襲

                0
                  <久留米市・朝蔵>
                  今度、入居者のMちゃんが、朝蔵で初窯展?窯出し?蔵出し?するげな。
                                                     ↑
                  (人の話を聞いてちゃんと覚えとき!と子どもには説教してるが、自分はできてない) 



                  ワタシ、陶芸とかなんとかようわからんけど、

                  すごいなぁ〜と思う。


                  せっかく朝蔵で頑張ってくれてるから、ワタシもなにか協力したいな〜と思い

                  駐車場の草取りは大体終わったので、


                  (しまった、レンジ君忘れてた)

                  ブロックを端に寄せ、と思ったら勢い余って足の親指に落としてしまった。



                    げ

                    激痛っっっっ!


                  後でそ〜〜〜っと見たら(小心者)、紫色になってました。

                  ブロックには気をつけましょう(←一番気をつけるべきなのはアナタでしょ!)




                  それから、ちょっと通路をきれいにしようかな〜と思ったワケであります。

                  ちょっと怪我したくらいでめげる大家さんではないのです。


                  基本、そこにあるモノでなんとかしちゃえというのがワタシ。



                  瓦を動かし

                  レンガを動かし

                  土を動かし

                       う〜〜〜〜〜ん



                  並べてみたとっさ。

                  でも



                  全然足りず・・・・



                  Mちゃんゴメン・・・・


                  チョーがつくほどの中途半端。





                  どうしよ・・・・オロオロオロオロ

                  トンネルを抜けると

                  0
                    秋はイベントが多いです。

                    ワタシ土日は飛び回っています。


                    ちょっと前になりますが、JRに乗って田川に行きました。

                    ワタシ電車もバスも好きです。
                    車窓からのんびり風景見られるので。(車を運転しながらだとあんまりよそ見できません)

                    後藤寺駅から伊田に向かう途中、トンネルを抜けました。
                    そして

                    ワタシ、目を疑いました。



                    目の前にセメント工場!
                    右見ても、左見ても!

                    ええええええ〜〜〜〜〜〜っ

                     

                    これ、どう見ても

                    セメント工場の敷地を線路が通ってるよ!

                    どゆこと?!

                    ああ、なんかわからんけど素晴らしい!

                    乗客の皆さんは普通に思ってるみたいだけど、

                    これは素晴らしいことですぞ!!


                    しかも駅があるよ!「船尾駅」
                    わお!
                    もうワタシ頭の中でリンボーダンス状態。

                    停車すると、立派なカメラ持ったおじさまが乗り込んで来ました。
                    そして通り過ぎる工場の風景を静かに撮影。

                    うんうん、わかる。
                    わかるよ〜〜〜(黙ってうなづくワタシ←何様や)



                    奥深いわ、筑豊。


                    いやホント。

                    炭坑跡めぐり

                    0
                      いろいろと大家業と趣味と日常が同時進行していて、

                      募集やら、次の物件獲得への計画書作成やら、facebookに四苦八苦やら、バタバタしてます。


                      でもね、趣味は忘れないの。オホホホホホ・・・・






                      行ってきましたよ、大牟田・荒尾の近代化遺産一斉公開!

                      無料シャトルバスで回れるし、なんたっていつもは有料の施設も無料開放

                       ・サンデン本社屋(旧三川電鉄変電所)
                       
                       ・宮原坑跡



                       ・万田坑跡



                       ・旧三井港倶楽部
                      きれいな建物なのに、ついトイレとかタイルとかばっかり撮ってしまう・・・


                       ・三川坑跡

                      この日は三川坑跡の初公開ということで、たくさんの人が来られていました。
                      テレビの取材も多かったようです。

                      ワタシが炭坑に興味を持ったのは、すごく単純に建物からです。
                      志免町に残る竪坑櫓や宇美町の炭坑長屋を不思議に思いました。

                      それから炭坑での生活や炭坑で賑わっていた頃ってどんな時代だったんだろうと思うようになりました。

                      話を聞くと、おじいちゃんもおばあちゃんも炭坑に関わってました。
                      そして、身近な町の至る所に炭坑があり、今では想像もつかない活気が溢れていたことも聞きました。

                      それなのに今は何も残っていなかったり、忘れられたり、負の遺産と言われたりする。

                      なんでかな〜と本を読んで、強制労働や炭坑での事故、一酸化炭素中毒や労働争議のことも知りました。



                      ワタシは研究者でも当事者でもなく、教育者でも建築家でもなく、歴史研究者でもなくカメラマンでもありません。

                      ただ今も残る建物の前に、立っている。
                      今を生きるワタシが、過去を抱えたモノたちと向かい合っている。


                      見る人の立場によって、それらは姿を変え、

                      心打つ被写体にもなり
                      涙を流す過去のシンボルにもなり
                      探検心をくすぐる廃墟にもなり
                      治安や安全から排除されるべきものにもなり
                      保存を訴える対象にもなる

                      それがきしみながらたくさんの歯車で動く時計塔のようで
                      ワタシの中で時々カチリと音を立てて噛み合う時があって、面白いと思うのです。

                      シャトルバスの中で一緒に建物を訪れるたくさんの人々。
                      それさえもワタシは得難い時間だと思うのです。



                        なんとも、うまく言えないのですが。


                      ま〜いいやん、こんな人間がいたってね。



                      途中で見かけた、面白い造りの共同住宅。

                      テラスハウスみたいだけど、玄関と門柱とガードがずらりと並ぶ・・・



                      お約束の看板シリーズ。






                      追伸:

                      「三池港浪漫フェスタで食べ物とか欲しいもの買ってやるけん」とワタシに無理矢理連れて来られた娘二人とダンナさん。

                      シャトルバスにゆられ、あちこち回って、食べたのは港カレーの昼飯と港サイダーだけ。

                      やっと回り終わったら、浪漫フェスタのお店は全部撤退してました・・・・


                           ご、ごめん・・・・かあちゃんが悪かった・・・・・



                      その後、みんなでセブンイレブンで買ったアイスを食べながら帰りましたとさ、チャンチャン!

                      貸したい、貸したくない

                      0
                        <宇美町・心晴>
                        心晴を見に行きました。

                        実に三年ぶり(よく見たら三年間入居でした、前の記事で二年と言ったのは間違い。失礼しました)。


                        変わってませんでした。


                        ワタシ、嬉しかった・・・

                        嬉しかった

                        どこを見ても嬉しかった


                        帰ってきたね!

                        心晴ぅ〜〜!!

                        (ど変態大家って思われてもいいのよ〜幸せなのよぉ〜〜〜)



                        他にいろんな家を見たけど、やっばり心晴は面白い家です。

                        こんなに小さい平屋なのに、なんだか迷路みたいなんです。



                        さあ、気になる人は見においで〜〜

                        別に入居する気がなくても、見てみたいだけで構わないよ〜〜

                        一緒に楽しもう。


                        もちろん入居希望も受け付けるけど → ● 




                        心晴の鍵を握りしめて、幸せな古家でした。
                                        ↑
                        (貸したいんかい、貸したくないんかい、と言うツッコミは聞く耳もちません)


                        calendar

                        S M T W T F S
                            123
                        45678910
                        11121314151617
                        18192021222324
                        252627282930 
                        << November 2012 >>

                        selected entries

                        categories

                        archives

                        recent comment

                        profile

                        search this site.

                        others

                        mobile

                        qrcode

                        PR