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    • 2024.01.03 Wednesday
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    今年の抱負

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      あれ、もう一月終わりよらす。

      今年の抱負、決めようと思ったのに〜〜(←おい、今頃かい)



      今年も、何事も低空飛行にしようと思います。

      どうせいいことないです。

      くじには外れるし、注意力散漫だし、体重が戻らないし。

      どんどん偏屈になってる気がします。


      大家業も退去があったり、募集したり、忙しいです。


      もう狭い世界で波風たてずに過ごそうと思います。


      チョー後ろ向きです。



      _______________________

      ずいぶん前、川崎町の公民館で行われた「世間遺産シンポジウム」に参加しました。
      世界遺産じゃないです、世間遺産ね。


      フツーの町のフツーの暮らしの中にある、フツーの人たちが作ったり、なぜかそうなっちゃったりしてる、おもしろい風景やモノが世間遺産(←とワタシは解釈してる)。

      それに真剣に取り組んでる人たちがいるって知ってビックリしたんです。
       
      しかも誰かお偉い人が遺産だとか決めるんじゃなくて、自分たちで見つけられるんですよ。
      そしてそれを伝えていくと、案外同じように面白がってくれる人っているんですって。

      ワタシ一人であちこちで町歩きしながら感じてたことは、もしかしてそういうことかなぁ〜と納得しました。


      なんつってもフツーの公民館で、トイレは懐かしいボッチャン式で、そんなところで一生懸命語るパネリストさん達と、参加してる川崎町の妙齢のご婦人方。
      一番後ろでニヤニヤニヤニヤしてる、よくわからない立場のワタシ。

      こういう風景もまた、ワタシのツボでありました。


      そこで香春町の古宮八幡の狛犬の話が出てきました。
      ここの狛犬が珍しくて面白いというのです。

      ワタシわざわざ見に行ってしまいましたよ。

      ダンナさんと二人で、狛犬の股間をしみじみ見て、納得いたしました。


      ふはは、面白い!!



      世間は広くて、人間は面白い。

      考えを固めちゃうと、後は壊すしかないぞ。



      今年は忙しくなりそうで、町歩きできるかわからないけど、世間遺産になれるような面白いモノ探してみたいと思います。


      小さくピース!

      マイ・コレクション

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        ワタシには時々衝動買いする時期があります。
        日常に使えるモノも買いますが、普通は使わないモノも買います。

        使わないモノをコレクションと名付け、梱包したままそっと隠してます。


        だって、好奇心200%の触りたがり+壊し屋の長男がいます。

        「お母さん、何これ〜〜?見てイイ???」と見つかったが最後、いつのまにか落書きされたり、部品が無くなったり、バラバラにされたり・・・・(涙)

        なので、見つからないよう収納してます。



        古いモノ好きな友達が増えたので、コレクションの話もできるようになりました。
        (古物商の方はプロですから、恥ずかしくて見せられないけど・・・)

        何かのきっかけで、喜んでくれそうな人に贈ることもあります。
        (自宅で眠ってるより、その人の方が使ってくれそうな場合とか)


        今日は昭和プレイに使えそうなコレクションが旅立ちました。 うはははは!



        最近なんだかそんなことが増えました。

        そしたら少なくなっちゃうはずなのに、また面白いモノが巡ってきます。


        何ででしょう?
        おかしいな??




        (これは普段使えるので、コレクションではありません)

        解体されました。

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          <田川市・高やん>

          解体されて、更地になりました。


          もう何も残っていません。




          解体の途中を見に行った時、

          鼻の奥がつーんとして

          車から降りられずに通り過ぎました。


          あの柱や梁や畳やトタンが、私の知っている姿でなくなり、バラバラのゴミのかけらになっていく。

          なんて儚い。




          次の週に見に行くと、地面には何もありませんでした。

          久しぶりに日を浴びて、頼りなく目をしばたいてるような地面。


          そこにはもう、ワタシの心を掻きむしった高やんはいませんでした。


          歩いても何も感じませんでした。




          悲しいとか

          辛いとか

          寂しいとか

          悔しいとか


          ちっぽけな感情に振り回されるワタシ。


          でも本当は

          悲しいだけでなく

          辛いだけでなく

          寂しいだけでなく

          悔しいだけではなく


          少しずつ混ざり合ってるけど、それだけではない、言い表しがたい実感があるのです。

          独特の苦い飲み物を火傷しながらも飲み下してるような 
          奇妙な痛みから現れる、今まで知らなかった自分という生体。



          高やん、ワタシはもっと強くなるよ。


          忘れないよ。



          護国神社へ

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            蚤の市の始まる朝9時から終わりの3時までいました。


            護国神社の参道をグルグルグルグルずっと歩いてました。

            駄菓子を選んでは歩き、コーヒー飲んでは歩き、パンを買っては歩き、モノを触り、眺め、お客さんの間をすりぬけて、たくさんの会話を小耳に挟みながら。

            さすがに知り合いに見つかり、「古家を探せ!みたい」と笑われました。


            いえいえ、探してるのはワタシですとも。


            楽しいモノ、しっくりくるモノ、他にはないモノ、モノの使い方が面白い店。

            ワタシは好きなモノだけ見てるので、店の人の顔は覚えられません。
            それなのに気が付くと同じ店で立ち止まってたりする。

            何年か蚤の市に通ううち、買ったことのあるお店の店主さんがワタシを覚えてくれて、声を掛けてくれます。

            ・・・内心ギクッとしながらも(←なんでなの)だんだんと会話ができるようになりました。


            お、大人になったな、ワタシ・・・ウルウル
            (いつのまにか44歳になってるし)


            終いには、「これ畳める?畳めるよね。畳んでみて」とたろうさんにおばちゃんトークしてるワタシ。






            結局蚤の市で買った椅子と折り畳みイーゼルセット?を抱えて、天神の町を歩く、少し大人になった古家でありました。


            バスを待つ間、マイ椅子に座って車の往来を見つめるのも、なかなか乙でしたよ・・・・




            業務連絡

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              時々、flat house style vol.01 で検索して、古家商ブログを訪問してくれる方がいらっしゃるようです。

              ありがとうございます。


              1号は在庫が少なくなってるのかな?

              残念ながらワタシ余剰在庫は持ってませんが、1号の中身をご覧になりたい方は、福岡県糟屋郡志免町の家鴨軒に置いてます。(販売はしてません)

              トイレに行くフリをして、本棚を探してみましょう。(←なんでフリしなくちゃならないんだね??)

              他にもお友達のお店に置かせてもらった気がするけど・・・

              え〜〜と、はっきり覚えてないという(←いかなる時もいきあたりばったり)


              以上、flat house style に興味のある方への業務連絡でした。


                                    古家しょう子

              駐車場が問題だ。

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                <宇美町・心晴>

                募集するにあたり、最大の問題が・・・・駐車場!

                軽一台はたしかに入るのですが、普通車だったらアウトです。

                それに駐車場までの出入り口が狭い。

                すぐ上に駐車場があるのですが、残念ながら空いてませんでした。


                近くを歩き回ってみました。

                 


                長屋の連なる細い路地の風景・・・


                入り込むのが怖いような・・・
                迷い込んでしまいそうな・・・


                でもワタシはこの風景が好きです。


                近くのおじさんに「ここらへんで駐車場ってありませんか?」と聞くと、わかる限りで教えてくれました。
                ワタシの家のことも知ってました。

                ワタシなんとなく、ご近所さんの押しつけがましくない、親切さを感じました。


                近所にいくつか空いてる駐車場もあるようです。
                (ちょっと歩きますが)




                心晴は多分、一般的には入居者を見つけるのは難しい家です。

                でもいつかここが好きと言ってくれる人が現れてくれると信じてます。


                きっと、きっと。

                ブロック・格子・ガラリアルバム

                0
                  ちまちまと撮影し続けております。

                  よし、いくよ!

                  田川市


                  日田市


                  志免町
                   



                  お次はブロック。
                  日田市(君はこれにリズムを感じないかい?)

                  そっと出番を待つブロック君

                  △君



                  ガラリもどうぞ。

                  あ、ガラリかと思ったら、窓だった(確か日田市)




                  春日市か大野城市あたり
                  真一文字に。



                  あちこちの町によいものが残っていますね〜〜〜

                  それではまた、お楽しみに〜〜

                  耶馬渓〜日田散歩

                  0
                    いつまでもジメジメしてないで、ワタシ、好きなことをすることにしました。

                    あ、ワタシ行きたいところあったんです。

                    耶馬渓の木精座!




                    そう思い立つと、こんなに道に書かれてたって、止まりませんとも!

                    行くよ〜、レッツらゴー!!
                    (運転手は、もちろんダンナさん)


                    まずは耶馬渓へ。



                    途中でオランダ橋を見学して昼ご飯。


                    ちょっと散策してみると、なんともカワイイ公民館発見。

                    旧学校みたいな感じ。

                    大事に使われてるなあ・・・いいね、いいねぇ〜〜〜


                    そして目的地の木精座に到着。


                    あああああ、なんといったらいいか!

                    良い!

                    古くて、ざっくりしてて、独特に温かみがあって!

                    だから写真は無し!(見たかったら行ってみてちょ)


                    旧平田郵便局も見つけて、ニヤニヤ・・・




                    日田に着くと、まだ時間があったので、豆田町に行ってみました。

                    なんとなく吉井町や八女を思い出すのは水路のせいかな〜


                    あちこち歩いてると、発掘調査してました。

                    ワクワク・・・(覗きたいけど遠くて見えないよ〜〜)


                    その隣に


                    窓の装飾が気にかかる三階建てが・・・


                    カワイイね〜

                    可愛いねぇ〜〜



                    かっこいい売り地もあるし。(買えないけど)




                    困ってないけど、いつでも来ていいのね!!(←子どもだけですよ)


                    ワタシ、すっかり元気になりました。



                    帰り道の高速で、暮れていく筑後平野を見ながら

                    頭に浮かんでくるのは「組曲 筑後川」


                    さあ、みんなも歌おう!


                    川は〜くだる〜〜

                    あ〜り〜あ〜け〜の〜う〜みへ〜〜〜






                    追伸・・・・ダンナさんは「組曲 筑後川」を知らなかった・・・

                    あれは筑後圏だけなのか?中学校の合唱では必ず歌うものじゃないのか?

                    が〜〜〜ん



                    アルバムたち

                    0
                      <田川市・高やん>

                      昨年末は大家活動を頑張りすぎました。


                          反動がきました。


                      しばらく、地面に近いところにジメジメしてました。
                      「どうせ・・・無理だ・・・・結局入居が決まるわけ無い・・・・もうダメダメなんだ・・・・」


                      どん底気分ついでに、高やん解体のために仲介の不動産屋さんに電話しました。
                      すると地元の解体業者さんに連絡してくれると言ってくれました。

                      不動産屋さん:「近くを通る時に時々見てましたよ。解体できるようになってよかったですね、それがいいですよ」

                      ワタシ:「はい・・・ご近所の方が瓦が落ちないか心配されてたので、安心していただけると思います」


                         また、地面につきました。


                      「ほら・・・みんな、壊すのが正解だとわかってるんだ・・・・古家好きなんて言ったって結局さ・・・・何をやってたんだろう」


                      ジメジメ、ウジウジ。ごめんなさい。




                      あのね


                      ワタシ高やんを片づけた時、残されてた写真やアルバムを見つけてたんです。

                      どうしようか、持ち主さんに渡そうか、それとも捨てようか(持っていきたいなら持っていくでしょう、捨てても構わないから置いていったのかも)、と迷ってとりあえず保管してました。


                      ちらりと見たその写真には、高やんで暮らした家族の笑顔がたくさん写っていました。
                      歴史と気持ちが残っていました。 


                      それはワタシにこの家がどんな家だったのかを教えてくれました。
                      しあわせな時間がたしかにこの家の中にありました。


                      高やんを壊すと決めてから、これはワタシが持っているべきじゃない、返すべきだと思いました。


                      写真やアルバムを全部箱に入れて、不動産屋さんに持ち主さんに渡してもらうよう頼みました。
                      すると、なんだか心の中の結び目がほどけていくような気がしました。





                      高やんは、多分外から見たら、壊れかかった廃墟のような姿でしかないけど、
                      ここには1つの家族が暮らしてました。
                      生活がありました。


                      でも、それはもう終わりました。


                      風変わりな買い主が現れたけど、この家を再生できるほどのお金はありませんでした。


                      そして、もうすぐ1つの家が命を終えます。




                      高やんに、塩とお酒を撒いてきました。


                         お疲れ様、ありがとうね。
                         前の家族は大丈夫だよ、みんなきっと元気に頑張ってるよ・・・

                         さよなら、高やん。



                      涙は出ませんでした。

                      お互いにわかってたから・・・


                      後は、解体が何事もなく終わるよう祈るだけです。



                      高やんにかかわってくれた、いろいろな人たちに感謝を込めて・・・・

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