パート先の先輩に「子育てひと段落したら、温泉でも行こうね。それまで勤めててよ」と優しく言われました。
なぜかハッとしました。
今まで、さすらいのパートタイマーだったワタシ。
ここもいつまで続くだろうか、と内心ドキドキしてたのに、そんなこと言われるなんて!
そうだ、やっぱり真面目に働こう。(←そういうところがふまじめ)
数年後の約束は果たせるでしょうか。
ずいぶんぼんやりして見えたのは、何故だったんでしょうか。
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ワタシ、日頃本当につまらない人間でして、
(人様に堂々と言える)趣味もないし、
テレビ番組もほとんど見ないし、
買い物行っても買いたいものないし、
自分の身なりも気にしてないし、
行動範囲も決まっています。
休みは不動産情報見たり、
オークションで変なモノないか探したり、
暇で暇でしょうがなかったら寝ます。
活動的になるのは、大家活動と蚤の市と友達に会うときぐらいです。
だけど
ここ数年、楽しくて仕方ない。
数ヶ月たつと、人生の流れが変わって、面白いことが始まったり繋がったりするので、
一年後がまた同じようであるとは、思ってないのです。
ある日訪れるチャンスのために
できる準備を考えておこうとしてる自分がいるのです。
本当の自分なんて、どこにあるのでしょうね。
ドアを開けて歩き出したら
違う風に吹かれて、隠れていた自分が現れだす。
たくさんの情報の中から、ほんの少しの断片から、ひっかかるモノを探し出す力。
何度も何度も失敗しては、思い違いしては、修正し学ぶ力。
ひとりひとり違う価値観を探り、すりあわせ、共存していく力。
そんな実力が欲しかったら
自分のやれることを続けて、身につけていくしかないよね。
町の古家が壊されていく風景を何度も見ます。
人が住まなくなって荒れていく古家も。
条件が悪くて売れずに何年も経つ古家も。
妄想でしょうが
古家に呼ばれた気がするときもあります。
「買えなくてごめんね」と何度も思います。
だから買えたとき、きれいになったとき、そして借り手がついたとき、喜びが特別なものになります。
やっぱり、ワタシ数年後も絶対、古家商していますね。
そして渋い渋い大家さんになるのです。
絶対!