スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2024.01.03 Wednesday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
長年古家商を続けてるうちに、いつも汚れ仕事に使ってたズボンの膝が横にも縦にもビリビリ破れてしまった。
うす汚れて、ペンキはついてるし、以前より痩せたので体形に合ってないし、捨てても惜しくはないけど
今までの片付けや汚れ作業にずっと付き合ってくれたので、なんとなく「ありがとうね」と言いたくなる。
お金がもったいないから、自分でもできることはしようと、素人なりにやってきた。
自分のやってることが無駄でバカげてるんじゃないかと、何度も何度も思った。
要領が悪くて不器用なので、実際8割くらいは無駄だった。
それでもやりたかったから、やりたいことをやった。
愛情だけはたくさん注いだ。
古家は想いを返してくれた。
それはワタシとクタクタの作業ズボンが知ってる。
先日、ベラミ山荘を取材したいと新聞記者さんから電話があった。
取材はお断りしたが、いろいろと聞かれたので話した。
以前お話したことはあるが、ワタシのブログ等は読んでいないようだった。
何度言っても取材を断るワタシに、びっくりしたように「ネガティブですねぇ」という相手に
「今まででワタシの運は使い果たしてますよ、あとは下るだけ」と笑って返した。
取材を申し込まれるのは有り難いことだが、ディープスポットなどと、もてはやされるのは最初だけだ。
すぐ飽きられる。
世間には他にもたくさん珍しい、面白い場所があるんだから。
ベラミ山荘は不特定多数に受ける場所ではないと、ワタシは思ってる。
町の観光スポットにはならないだろう。
受けのいいようにはできないし、似合わない。
キャバレーベラミの歴史は面白いかもしれないが、ワタシは当事のことを知らない。
だから、ことさらそれを強調するのも、キャバレーベラミに関わった人に失礼かもしれないと思ってしまう。
過去は過去、ベラミ山荘は今からまた変わっていくんだから。
ただ、ここが好きな人が来てくれたら楽しいだろうな、
せっかく入居してくれた皆に、少しでも「ベラミに入って良かった」と思ってほしいな、
人前に出るのが嫌なワタシが、今までテレビや雑誌の取材を受けたりイベントや展示をした動機は、たったそれだけである。
先日、ふらりと「ベラミ山荘を借りて、書を書きたい」と、山を登ってきた女性(書道家?)がいた。
道に迷いながらベラミに辿り着いて、和室で一心に書いて去っていった。
笑顔のやさしい印象的な人だった、そんな出会いも楽しい。
やりたいことをやってみればいい、と思う。
やがて次の作業ズボンが擦り切れて、いよいよ捨てる時に、「まぁ、大変だったけど面白かったな」と笑うために
ワタシはこれからも働く。
最近、夏の疲れが溜まってたのか、テンションが低めに停滞。
「そうだ・・・そんな時こそ、町を歩こう! なにか面白くって、心がときめくものを見つけよう!」
↑
47歳パート主婦の心の叫び
衝動的に、近くのコンビニにふら〜っと車を止めました。
コンビニっていいよね、トイレもあるし、郊外は駐車場も広いし。
誰が来ても怪しまれない・・・・(←そういう視点こそ怪しいと思う)
ちゃんと買い物をして(←そういうところは真面目)、なんとなくこっちかな〜と思ったほうへ、テクテク歩き出します。
古い商店をチラチラ見ながら、坂道が気になり、とりあえずは山の方へ。
坂の途中の古家
素敵な門の小学校
ああ、いいなぁ〜と下り道。
ふと見つけた神社に寄り道して手を合わせてると、一見普通の狛犬さまに違和感が。
ん?
んんん?
・・・・ついてる・・・
しかも、どう見ても後からつけた手作りな感じ!
いたずら???
しかし、真面目な狛犬さまに、子だくさんなご利益がありそうなナイスユーモア!
大人のエロ部門(←なんの部門ですか)、今年一番のヒット作品です。
たまたまだけど見れてよかった、眼福ぅ〜〜!
もう嬉しくておかしくて、笑いが止まらない、若松の町歩きでありました。
*****************************
追伸:狛犬さんも好きなので、今までもいろいろとチェックしております。
同じ若松の金毘羅神社の狛犬、兜かぶったような狛犬さま。
田川の足載せがやっつけの鉄棒で、不安そうな狛犬さまとか。
八女の、頭と体のバランスどうなのよ、と心配になる狛犬さま。
秋月の割れ行く狛犬さま。
また面白い狛犬さまを見つけたら報告しますね・・・・(なに? 必要ない? なんで??)